子供の矯正-神戸・三宮の矯正歯科|山之内矯正歯科クリニック

神戸市中央区三宮駅近くの矯正専門歯科医院です。

078-230-8800

【診療時間】9:30~13:00/15:00~19:00
【休診日】木曜、日曜、祝日

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子供の矯正

子供の矯正

子供のときは歯茎(歯槽骨)の形を変えることが可能で、大人の歯を並びやすくしたり、骨格性上顎前突・下顎前突を目立ちにくくすることなどが可能です。永久歯列になったときに歯列矯正治療がしやすくなります。現在の日本では、アメリカで発達したワイヤーでの歯列矯正がよく知られていますが、ヨーロッパでは成長期のお子様の出っ歯、受け口、顎の歪みを改善する研究や臨床が盛んです。

顎の発育に関わる問題を解決

当クリニックでも、お子様の矯正についてご両親からご相談を受けることが増えました。「子供の顎が小さくなっているから歯が納まらない」と考えている親御さんは多いですが、実は昔よりも栄養状態が良くなり、歯が大きくなっているために歯が納まりきれずガタガタの歯並びになっているのが最近の研究結果です。

また、顎と歯のサイズのバランスが崩れていると正しい噛み合わせが難しく歯列不正になります。さらに、下顎が小さい(後退している)方は、呼吸機能に悪影響が見られます。例えば口呼吸、睡眠時無呼吸、鼻閉などです。

当クリニックでは、これまでのデータ分析により、呼吸機能改善のために急速拡大装置は使用せず、MARPEを使用しています。

お子様の矯正の目的

お子様の成長発育期であれば、矯正装置でバランスのとれた歯槽骨の形にできます。

●永久歯が生えるためのスペースを確保

顎の骨(歯槽骨)の大きさに問題がある場合は、歯槽骨を利用して永久歯が生えるためのスペースを作ります。永久歯が生えてこられるスペースを確保したり、前後的にバランスが悪い顎の場合、上下の歯が噛めるように歯槽骨をうまく変形させることでカモフラージュ矯正ができるようにします。

柔らかい食べ物を好むお子様は噛む回数が減少し、結果的に顎(歯槽骨)が十分に大きくならず歯並びが悪くなります。この時期に矯正治療を行うと、大人になってからの矯正治療を回避できる可能性が高まります。

  • 食べ物は、形がなくなるまでよく噛んでから飲み込む癖をつけましょう(下の顎が大きくなります)
  • 食べ物を飲み込むときは、舌を上顎に押し付けて飲み込みましょう(上の顎が大きくなります)

●歯磨きしやすく

大人でも正しく上手にできない歯磨き。お子様ならなおさらです。しかも歯並びが悪いと正しく磨くことはさらに難しく、虫歯につながりやすくなります。矯正で歯並びを整えることで歯磨きを容易にし、虫歯のリスクを少なくします。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 治療開始当初は矯正装置による不快感、痛み等を生じることが多いですが数日から1~2週間で慣れる方が多いです。
  2. 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間より長くなることもあります。
  3. 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正歯科治療には患者様の努力・協力が必要不可欠です。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は、装置の装着により歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと見えなかったむし歯が見えるようになることもあります。
  5. 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、成人の方の場合、歯の移動により歯ぐきが引っ張られ下がったようになることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、神経が死ぬことがあります。
  8. 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  10. 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯を削ることで歯の形を修正したり、噛み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 矯正装置を誤飲する可能性があります。ほとんどの場合、問題ありません。
  13. 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  15. 装置を外した後、治療により変化した噛み合わせに合わせて被せ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやり直す可能性があります。
  16. 顎の成長発育により噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずの萌出などの影響で凸凹が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病等により歯を支えている骨が痩せると噛み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になる場合があります。
  18. 前歯を後退させた治療後に、ほうれい線が深くなったり、口唇周囲の皺が目立つようになる可能性があります。
  19. 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。